健康法 メッツ

新たな健康の基準 メッツ(METs)を意識した健康法

厚生労働省は2006年にメタボリックシンドロームをはじめとする基準値を設けました。
具体的には、生活習慣病を予防するために必要な身体活動量、運動量、体力の値のことです。
これによって今までは肥満等をBMIで測定していましたが、新たな指標を用いるようになったのです。

 

METs(メッツ)は身体活動の強度を表す単位です。
運動によるエネルギーの消費量が、安静にしているときの何倍になるかを示します。

 

例えば座って安静にしている状態では1METsとなります。
通常歩行しているときは3METsとなるのです。

 

Ex(エクササイズ)は身体活動の量を表す単位です。
身体活動の強度に身体活動の実施時間をかけた数値となります。

 

例)3METsに値する通常歩行を1時間行った場合、3METs×1時間=3Exとなります。
例)4METsの庭掃除を30分行った場合、4METs×30分(0.5時間)=2Exとなるのです。
ゴルフ場での身体活動量を算出する場合などは、実質的に動いていた時間で計算します。
待ち時間は計算に入りません。

 

Ex×体重(kg)×1.05が、身体活動で消費される消費カロリーとなるのです。

 

これらの数字によって目標となる運動量が設定されます。

 

3METs以上の強度を持つ身体活動や運動を1日1時間、1週間に23Ex以上行うことが目標だとされているのです。
運動や家事など4METs以上のややきついと感じられる動作を取り入れれば、不足する2METsを容易に補えます。

 

では、これらの数値を活用するメリットは何でしょうか。

 

数値を活用するメリット

メタボリックシンドロームの場合、内臓脂肪が問題視されています。
腹部の周囲の測定が欠かせない診断基準の1つです。
このタイプの脂肪は、活発な身体活動により消費カロリーが増え、身体の機能が活性化して減少するとされています。
その結果、血糖値や血圧、血中脂質の数値が改善され、メタボリックシンドロームの予防と改善が期待できるのです。

 

健康の新たなる指標となるMETsを意識して、理想の健康法を習慣づけましょう。